管理人の気まぐれコラム
(気まぐれに更新します。)
(5)童貞物語
※暗闇に浮かぶ、白い…※
童貞。
女の膣に、自らの陰茎を挿入したことがない男。
実は管理人は、高校卒業時、まだ童貞だった。
つまり、最も性欲・好奇心とも旺盛な中学、高校時代、ついに女の膣に陰茎を挿入することはできなかったのだ。
行き場のない、溢れてくる性欲を、妄想や想像で自ら慰める毎日だったのだ。
現在のように、手軽に裏動画を見ることができるような便利な時代ではなかったから、その性欲処理にはそれなりの努力を要した。
一番手っ取り早いのは、友人からエロ本を仕入れることである。
しかし、その隠し場所など、入手してからも苦労は絶えない。
・・・・と、これだけで一つの話になってしまいそうなので、このへんでやめておこう。
今振り返ると、青春真っ盛りの大事な時期に、管理人が童貞から脱出できなかった理由はいくつか思い当たる。
まず、管理人自身、お世辞にもカッコいいとはいえない。
中学、高校という「子供の世界の恋愛」では、その「ルックス」が大きなウエイトを占めることは確かだと思う。
多少顔は悪くてもスポーツで活躍できればいいのだが、それも全くダメだった。
明るく社交的で、話のうまい奴にもチャンスはあるが、管理人は無口で目立たない少年だった。
そして、その無口で目立たない少年は、女の子にも奥手だった。
というか、自分に自信がなく、そのうえヘンなプライドだけはあるので、女の子に告白して振られたら…なんていうことを考えたら、そもそも告白なんてできない。
黙っていても女の子が寄ってくるような少年でもないから、当然、彼女なんてできなかった。
つまり、女の子の膣に自分の陰茎を挿入するなど、夢のまた夢だった。
さて、そんな童貞時代の思い出として印象に残っていることをお話ししよう。
管理人は、高校時代に自動車の運転免許を取った。
そして、オヤジの車を持ち出し、夜な夜なドライブを楽しんだりしていたのだが…
もちろん、助手席に乗せる彼女はおらず、毎回ひとりきりのドライブだった。
ある夜、いつものドライブコースを走っていると、公園脇の道路に、1台の車が停まっている。
運転席側のドアが開いていて、男がうずくまっているのが見えた。
そして、その車の下には、何か白いものがたくさん落ちていた。
速度を落としながら、ゆっくりとその車の脇を通過すると…
男は、しきりにティッシュで股間を拭いている。
車の下に落ちている白いものは、ティッシュの山だったのだ。
「鼻でも、かんでいるんだろうか…」
管理人は、そう思った。
いや、思いたかったのかもしれない。
それは、どう考えても、車の中でセックスした後、股間についた女の膣液や、自らの精液を拭き取っている場面である。
当時童貞であった管理人は、その状況を受け入れることができなかった。
自らの陰茎を女の膣に挿入し、快感とともに射精するセックス。
夢のまた夢であるその「セックス」を当たり前のように車の中で行い、今、この男はティッシュで無造作に股間を拭き、車外に白い山を作っている。
夢にまで見た「女の膣液」が染みこんだ、白いティッシュの山を…
片や、セックスどころか、隣に乗せる彼女もなく、ひとり夜の街をドライブしている自分。
当たり前のようにセックスしている男と、セックスを夢見て自ら慰めるしかない自分。
その「身分の違い」を、まざまざと見せ付けられたのである。
そして、セックスそのものよりも、その事後処理の生々しい行為を目の当たりにしたとき…
その前に行われたであろう性行為の場面(想像)が止めどなく膨らみ、管理人の頭の中は、その妄想で一杯になってしった。
そんな精神状態で、よく事故を起こさずに家に帰れたものだ…と、その当時を振り返って、ヘンに感心してしまう^^;
…しかし、この「深夜の孤独なドライブ」は、ムダにはならなかった。
このドライブは、知らず知らずのうちに運転のテクニックを磨き、同時に、本にも載っていない夜景などのデートスポットを熟知する結果となった。
ドライブなら、自信を持って誘える。その自信が勇気に繋がり、そののち、さらに童貞脱出へと繋がったのである。
暗闇の中に白く浮かぶ、ティッシュの山。
その光景と、そのとき受けたカルチャーショックは、今でも忘れることができない…
(2005.07 禁無断転載)
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